『絵本読み聞かせ』の魅力
丸の内の大型書店「丸善」で、ハビック真由香先生の『絵本読み聞かせ会』が開催されました。
以前、ハビック先生の教室へ、にがみ塾の生徒さんたちと訪れ、発音指導をしていただきました。
授業が終わった帰りがけに、「絵本を読みましょうか?」とのハビック先生からのお申し出。
その日の生徒さんは高校3年生が中心でした。
絵本を持つハビック先生を、高3生たちは少し気恥ずかしそうに、囲んで座りました。
ハビック先生が絵本を読み始めると、空気が変わります。
少年が抱っこをされて、愛情を込めて育てられ、成長していくというお話。
物語の終盤には、女子高生数人が、泣いていました。
あの日の絵本読み聞かせは、高校3年生が受験直前の頃でした。
親御さんへの感謝を今一度考えるために、ハビック先生からのプレゼントだったのだと思っています。
高校3年生に、そういう絵本を選ぶところなど、かっこいいなあと思います。
それ以来、絵本読み聞かせを、私もいつかしてみたいと考えていました。
先日、「いたばしボローニャ子ども絵本館」に訪れたのも、この日のことが心に残っていたからです。
いよいよ『読み聞かせ』スタート!
さて、話は丸善に。
丸善のショップコンセプトは 『Book Museum (本の博物館)』 とのこと。
丸善オアゾという大きなビルの、1階から4階まで、ぎっしりと書籍が並びます。
1階にはクリスマスツリー。
ピカソ 「ゲルニカ」
4階洋書売り場の先、絵本コーナーへ。
絵本読み聞かせがスタート!
子どもたちが集まります。
子どもたちが、絵本の世界に集中しています。
この日、学んだ3つのこと
- 声を大きく出す
- 強弱の付け方に気を付ける
- 単語の意味を声で表現する
特に3点目は、 キャロリン・グラハム先生の教えを思い出しました。
グラハム先生は、世界のさまざまな英語教育者に影響を与えているジャズチャンツの創始者です。
強い言葉は強く、優しい言葉は優しく、声と体を使って表現します。
そして、グラハム先生は、ハビック先生のお師匠様なのです。
2015年に、にがみ塾の生徒さんに、ジャズチャンツの授業をしてくださいました。
この日は5冊、秋にちなんだお話でした。
楽しい話は子どもたちの心にずっと残ります。
絵本読み聞かせを、私もチャレンジしてみようと思います。
ハビック真由香先生の絵本読み聞かせ会の情報は、Maruzen Kids Club からどうぞ!