大野智彰先生 にがみ塾にご来塾
仙台南高等学校の大野智彰先生と、にがみ塾で技術交流会をしました。
『話す・書く・聞く・読む』 の英語4技能のうち、今回は 『読む』 授業をおこないました。
特に、文法解説方法を大野先生にご覧いただきました。
4技能のうち『読む』から学習開始
にがみ塾では、まず負荷の低い 『読む』 授業から始めて、文法学習を徹底します。
( ただ、長期間細かく文法学習をするのではなく、最短2カ月ほどで英文法の全体像を大づかみに理解します )
まずは文法をざっくり知る
文法にそって 『書く』
さらに音声にして 『話す』
といった具合に、他の技能へと移ります。
例えれば、まず 4技能全てを学んでいくための「エンジン(文法)」を先に作ります。
次に、アウトプット 『話す・書く』 で試運転をしながら、エンジンの精度を上げます。
その際、にがみ塾では文法の定着方法として 『英文法マップ』 という考え方を使います。
これは、あるキーワードが来た際、文法ルール上、連鎖して次に何が来るかを予測する練習です。
この練習を通じ、アウトプット (『話す・書く』) をスムーズに出来るようになることを目指します。
大野先生からお聞きしたお話
大野先生が率先しておこなっていらっしゃるアクティブ・ラーニングについてお聞きしました。
アクティブ・ラーニングとは「教師から学ぶ」という受け身な学習ではありません。
『生徒同士が互いに助け合い、自分から問題を解決する』という学習を指します。
40人学級でアクティブ・ラーニングをする際に気を付けること
授業をした際に大野先生が感じること
今後の指導で目指すこと
などをお聞かせいただきました。
にがみ塾では 『ほかの人に教えられなければ、理解できていない』 という考え方をしています。
授業内で頻繁に教え合います ( 特にスムーズに教えられない文法項目は 『話す・書く』 ときに迷いが出るはず )。
今回、アクティブラーニングを日々実践なさっている大野先生からお話をお聞かせいただき、新たな視点をいただきました。
次回は、また違う角度から意見交換と勉強をさせていただきたいと思っています。
【この投稿は、2016年3月の授業を記事にしたものです】