梅澤直臣社長、にがみ塾にご来塾
グローバル・コミュニケーション&テスティング(GC&T) 代表取締役社長 梅澤直臣さんが、にがみ塾にお越しくださいました。
梅澤直臣社長のご紹介
GC&Tは、TOEFL iBTの若年層向けテスト
・TOEFL Junior
・TOEFL Primary
を日本で普及させています。
また、梅澤社長は、入社当時30万人だったTOEIC を、20年間の間に230万人規模まで拡大させた功労者のひとりです。
そして、2015年にオープンした大阪英語村「OSAKA ENGLISH VILLAGE」初代館長として、事業の立ち上げに携わっておられました。
にがみ塾の授業をご覧いただいた後、高校生にメッセージをくださいました。
梅澤社長が、高校生に伝えたいこと
TOEFL・TOEICとはどういった試験なのか
ということを皮切りに、
アジア圏内で見た日本人の英語力
どのような学習をすべきかこれから大学生になる前に知っておいてほしいこと
といった点に関し、お話しくださいました。
その内容を、以下にまとめます。
「日本の英語力は、アジアの中でも低い位置にあります。
特にスピーキング能力の低さが顕著です。その理由は使用頻度。
いかに毎日の生活の中で使用する機会を作るかが重要です。
毎日の生活の中で、ほんの数分で良いので英語を使うこと。
たとえば、家の中に英語を話さなければいけないゾーンを作ってしまう。
そのゾーンにテープで印をする。
ご家族と協力して、楽しみながら、英語を使う環境を作りましょう」
「日本から出る気はないので、英語はやらなくても良い、ということは通用しなくなってきています。
アジアの様々な国で、高い教育熱に、更なる拍車がかかっています。
彼らの進路の選択肢に日本留学があり、優秀なアジア人が次々と日本に入ってきます。
その方々と競うことになります。英語が出来ることは必須です。
【国内にとどまるから大丈夫】ではなく、
【グローバルな流れは、向こうから日本へ入ってくる】のです」
「大学生になったら、
英語
英語以外の外国語
ご自身の専門分野
この3つをそろえてください。
英語以外の外国語は、中国語やスペイン語の様に、使用者が多い言語が良いです。
また、モチベーションはこの言語を学んだら、その国の素敵な恋人が出来るということで大丈夫です。
ぜひ楽しみながら言語を身に付けてください」
この日、日本の英語教育の最前線にいらっしゃる梅澤社長に、高校生たちは直接お会いしました。
実際にお会いして教えていただいたことは、強く心に残ります。
梅澤社長とお会いした経験、お話しいただいた内容を、彼らは忘れないことと思います。
5年後のこの子たちが、この日の経験をどう振り返るか、本当に楽しみです。
それを思い、その場にいた私も、気持ちが高まりました。
10年後の日本人の英語力を高めるために、様々な方々のお力を借り、協力し合いながら、子供たちに多方向から英語学習の楽しさ・重要さを伝えていきたいと思います。
梅澤社長、このたびはにがみ塾で高校生とお会いいただき、貴重なお話をありがとうございます。