先日、生徒さんに
『ラストマイル』
という映画を
お薦めいただきました。
気がつけば、翌日、
私はイオンの映画館に
たたずむ自分を発見。
日本の物流の現場で
懸命に働く方々、
そして、そこに潜む問題点。
また、利便性と表裏一体の
脆弱(ぜいじゃく)性。
犯罪サスペンスであると同時に、
物流業界の様々な問題点を
えぐり出そうとしている
映画でした。
映画館で観て良かったと
感じる作品でした。
さて、日本社会は
超高齢化社会
(super-aging society)
だけでなく、
2024年問題と
2025年問題に
直面しています。
映画『ラストマイル』は
2024年問題がテーマです。
2024問題
要は何なの?
2024年4月1日から始まる
トラックドライバーの
年間残業時間制限
から生じる問題です。
この年間残業時間制限は、
働き方改革関連法の一環で、
労働環境の改善が目的です。
何が起こるの?
ドライバーの労働時間減少で
運送量が減ります。
企業収益低下の恐れがあります。
また、ドライバー不足による
物流コストの上昇や
配送遅延も懸念されています。
2025年問題
要は何なの?
日本が超高齢社会を
迎えることによって生じる
社会的・経済的問題。
何が起こるの?
労働力人口の減少により、
様々な産業で
人材不足が深刻化する
可能性があります。
また、
高齢者の増加に伴い、
社会保障費の増大が
予想されています。
特に大きな影響が予想される業界
■ 医療・介護
高齢者人口の増加により、
医療や介護サービスの
需要が急増
が予想されます。
医師や看護師、
介護従事者不足の為、
必要なサービス提供が
難しくなる可能性
が指摘されています。
■ 建設業界
団塊世代の大量退職と共に、
若手の人材確保が難しく、
人材不足が深刻化
が懸念されています。
■ 飲食業界
低賃金・長時間労働により、
慢性化している
人材不足が悪化
が予測されています。
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『にがみ塾』
塾長 丹上卓哉(にがみたくや)
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