アポロ計画

宇宙開発の歴史の中で、
「アポロ計画」
画期的なプロジェクトとして
知られています。

 

この話題は、
私立・国公立や
年度 問わず、
よく
出題されています。

 

アポロ計画

アメリカ航空宇宙局(NASA)
が実施した
人類初の月への
有人宇宙飛行計画

 

概要と目的

1961年から
1972年にかけて実施

主な目的:
■ 人間を月に着陸させ、
安全に地球に帰還させること

宇宙技術における
米国の優位性を確立

■ 月の科学的探査

 

背景

この計画は冷戦下の
米ソ宇宙開発競争の中で
始まりました。

 

計画の直接的なきっかけ

1961年5月、
当時のケネディ大統領

「1960年代の終わりまでに
人間を月に到達させる」

という声明を発表したこと

 

主な成果

■ 1969年7月20日、
アポロ11号
ニール・アームストロング
バズ・オルドリン
人類初の月面着陸を達成

■ 全6回の
有人月面着陸に成功

月の岩石サンプル
地球に持ち帰ったこと

 

科学的成果

収集された
月の岩石サンプルは、

月や太陽系の形成に関する
重要な情報をもたらしました。

 

文化的影響

アポロ計画は、
人類の宇宙探査の
歴史において
重要な転換点となり、

その影響は
科学技術の発展のみならず
芸術・文化にも
多大な影響を与えました。

 


アポロ計画 陰謀論

アポロ計画陰謀論は、

アメリカのアポロ計画による
月面着陸が
実際には起こらなかった
とする説です。

 

陰謀論の影響と現状

アポロ計画陰謀論は、
半世紀以上経った現在でも
一定の支持を得ています。

 

しかし、
科学的証拠や
反証にもかかわらず、

陰謀論が広まる背景に
反米主義
メディアの影響
あるとされています。

 

映画「カプリコン・1」は
アメリカによる
有人火星探査宇宙船
の話です。

「国家レベルでの やらせ」
「陰謀」を
テーマにしています。

 

空港のハイテク警備設備 FAST

警察官のかたが
職務質問をなさる際、

いくつものテクニックが
あるとのこと。

 

その中でも、
特に観察力が重要
と聞いたことがあります。

 

さて、観察力を駆使した
ハイテク警備設備 FAST
なるものが空港
あるそうです。

 

早稲田大学で
この話題が
出題されました。

 

FAST

Future
Attribute
Screening
Technology

 

FASTの概要

米国国土安全保障省
(DHS) が開発した
先進的な空港セキュリティ技術。

 

乗客の
生理的・行動的特徴を分析し、
潜在的な脅威
を見つけます。

 

FASTの主な特徴

乗客に直接接触せず、
遠隔から生体データを収集

 

心拍数、体温変化、表情
などの指標を分析。

 

乗客の不自然な動きを
検出するそうです。

 

FASTの利点と課題

◇ 利点:
乗客のプライバシーを
尊重しつつ、
迅速にセキュリティ強化

 

◆ 課題:
収集されたデータ
どのように取り扱われ
本当にプライバシーを
確保できるか

 


上記の話は本質的には、
街に防犯カメラが増え、
監視社会化が加速することの是非
と同根です。

 

なお、防犯カメラ増加による
プライバシーへの懸念は、
英検® 1・準1級の
Writing /  Speaking
でも出題されます。

 

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池袋駅から13分
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徒歩1分の英語塾
『にがみ塾』
塾長 丹上卓哉(にがみたくや)
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社会ダーウィニズム

ダーウィンの進化論を知っている
という前提の長文問題が、
難関大学の入試で出題されます。

 

進化論って何?

進化論は、
生き物がどのように
長い時間をかけて

変化してきたか
を説明する考え方です。

 

科学者
チャールズ・ダーウィン

約160年前に提案しました。

 

進化のしくみ

1. 生き物はみな少しずつ違う

2. 生き残るのは
環境に合った生き物

3. 生き残った生き物が子孫を残す

4. 親の特徴が子供に受け継がれる

 

進化に目的はありません。
生き物が自らの意思で
変化するわけでは
ありません。

環境に適した特徴を持つ個体が
偶然生き残るだけです。

 

進化論の問題点

ダーウィンの進化論自体は
生物学的な理論です。

 

しかし、進化論の
誤った解釈や
誤った社会への応用が
行われました。

 

その一例として、
社会ダーウィニズムの台頭

が挙げられます。

ダーウィンの「適者生存」の
概念が誤って社会に適用され、

弱者や貧困層への支援を
否定する考えが広まりました。

 

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難関大学の長文問題を
読解する際、
進化論の知識を前提とし、

さらに、
その社会的応用が
あったことを
知っておくと良いかと
思います。

 

社会ダーウィニズム 出題大学例

・2016 早稲田(教育)
・2015 早稲田(教育)
・2009 立命館(国際関係)
・2006 慶應義塾(理工)

 

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アメリカ大統領選挙 2024

アメリカ大統領選挙が
近づいてきました。

ドナルド・トランプ氏
対立候補として
カマラ・ハリス氏
名乗りを上げてから、

戦いがヒートアップしています。

 

そんな中、
映画『シビル・ウォー』
が公開されました。

アメリカで内戦が発生したら…
というお話です。
本日、私も劇場で観てきました。

2021年のトランプ支持者の
連邦議会議事堂襲撃 事件
を思い返すと、

今回のアメリカ大統領選挙後に、
アメリカ国内で暴力的な分断が
起きないことを切に願います。

 

共和党と民主党

アメリカは2大政党が
主導しています。

  • 共和党
    (Republican Party)
    トランプ氏のいるほう
    シンボル:ゾウ、

  • 民主党
    (Democratic Party)

    ハリス氏のいるほう
    シンボル:ロバ、


どちらの支持者が多い州か
という観点で
以下の呼び方があります。

red states
(赤州)

共和党候補に投票する傾向
■ 保守的
■ 南部・中西部・
大平原地域に多い

 

blue states
(青州)

民主党候補に投票する傾向
■ リベラル
■ 東海岸・西海岸の
大都市圏に多い

 

purple states
(紫州)

共和党民主党
支持が拮抗している州
swing states
(「揺れる州」)
とも呼ばれます。

 

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2024問題 / 2025問題

先日、生徒さんに
『ラストマイル』
という映画を
お薦めいただきました。

 

気がつけば、翌日、
私はイオンの映画館に
たたずむ自分を発見。

 

日本の物流の現場で
懸命に働く方々、

そして、そこに潜む問題点。

また、利便性と表裏一体の
脆弱(ぜいじゃく)性。

 

犯罪サスペンスであると同時に、
物流業界の様々な問題点を
えぐり出そうとしている
映画でした。

 

映画館で観て良かったと
感じる作品でした。

 


さて、日本社会は
超高齢化社会
(super-aging society)

だけでなく、

2024年問題
2025年問題
直面しています。

 

映画『ラストマイル』は
2024年問題がテーマです。

 

 


2024問題

要は何なの?

2024年4月1日から始まる
トラックドライバーの
年間残業時間制限
から生じる問題です。

 

この年間残業時間制限
働き方改革関連法
の一環で、
労働環境の改善が目的です。

 

何が起こるの?

ドライバーの労働時間減少で
運送量が減ります。
企業収益低下
恐れがあります。

 

また、ドライバー不足による
物流コストの上昇
配送遅延も懸念されています。

 

 


2025年問題

要は何なの?

日本が超高齢社会
迎えることによって生じる
社会的・経済的問題

 

何が起こるの?

労働力人口の減少により、
様々な産業で
人材不足が深刻化
する
可能性があります。

 

また、
高齢者の増加に伴い、
社会保障費の増大
予想されています。

 

特に大きな影響が予想される業界

■ 医療・介護
高齢者人口の増加により、
医療や介護サービスの
需要が急増
が予想されます。

 

医師や看護師、
介護従事者不足の為、
必要なサービス提供が
難しくなる可能性
が指摘されています。

 

■ 建設業界
団塊世代の大量退職と共に、
若手の人材確保が難しく、
人材不足が深刻化
が懸念されています。

 

■ 飲食業界
低賃金・長時間労働により、
慢性化している
人材不足が
悪化
が予測されています。

 

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ブラインド・テスト

2014 早稲田大学 文学部
ブラインド・テストの話が
出ていました。

 

ブラインド・テストとは
先入観なく
商品やサービスを
評価する方法です。

 

商品名や
メーカー名などの
事前情報を与えず、

意見や感想を
集めます。

 

本文によれば、
ワインを使ったテストで
事前に値段を言われると、
味の評価が変わる
とのこと。

 

確かに、
洋の東西を問わず、
先入観で何かの真価を見失う
という話は、
多い気がします。

 

例えば、
以下の様な お話があります。

 

 

「カエルの王さま」
(グリム童話)

王女をカエルが助け、
友達になることを要求。

 

王女は
承諾するが、
約束を破る。

 

翌日、カエルが
城に現れる。

 

だが、
王女が嫌悪感から
カエルを壁に投げつけると、

 

カエルが王子に戻る。
二人は婚約。

 

 

「みにくいアヒルの子」
(アンデルセン童話)

アヒルの子がいた。

 

他のアヒルから
見た目が醜いと言われ、
いじめられていた。

 

だが、最終的に、
アヒルの子は
自分が美しい白鳥
であることに気づく。

 

 

「美女と野獣」
(フランス民話)

醜い野獣と
美しい娘ベル。

 

ベルは野獣の外見に
おびえる。

 

しかし、
徐々に彼の内面の
美しさに気づく。

 

最終的に
ベルの愛が呪いを解く。
野獣は王子の姿に戻る。

 

 

「水戸黄門」
(TBS)

徳川光圀(水戸黄門)は
家臣を伴い、
旅をする。

 

彼らは
普通の旅人に変装し、
庶民の生活や悩みを
直接 見聞きする。

 

そして各地で
悪人を退治。
善良な人々を救う。

 

悪人は、
変装した水戸黄門に気付かず
横柄(おうへい)な
態度を取る。

 

この様に、
時代や地域を問わず
見た目にだまされる話
が多いのは、

人は見た目で左右されるもの
ということの証左
なのかも知れません。

 

**************
池袋駅から13分
東武東上線 東武練馬駅
徒歩1分の英語塾
『にがみ塾』
塾長 丹上卓哉(にがみたくや)
**************

 

 

背景知識って大事なの?

背景知識の有無は…

難関大学受験において、
めちゃくちゃ大事です。

英語学習を
———————–
♠語彙
♣文法
♡論理性(長文の流れの追い方)
♢背景知識
———————–
に分解して考えますと、

 

もし仮に、
上記 ♠♣♡の知識が少なくても、
♢背景知識があれば、
話の方向性がつかめるからです。

 

例えば、
マンガ「ワンピース」の話が、
大学受験の長文で出題されたら、
ワンピースファンは
めっちゃ有利です。

 

話の筋を、長文を読まずとも、
知っているからです。

 

大学からのメッセージ

また、難関大学は、
受験生の論理性を試すと同時に、


「うちの大学に来るんだったら、
もちろん、これ知ってるよね?」
背景知識の有無を試す
ことがあります。

 

大学側は、
しっかりと志望学部の内容に

興味を持ってる学生さんを
求めていから
です。

 

例えれば、
心理学科を志望しているのに
フロイトを知らないのは、
就職活動の面接で
「この会社って、何の会社?」
と、聞いちゃうのと同じぐらい、無防備です。

 

「この背景知識は、
入学前に知っておいてね」
という大学からのメッセージが、
入試問題には入っています。

 


上記のことから、
背景知識を集めるのは、
難関大学受験に向けた
英語学習の中でも

かなり重要度の高い項目の一つ
と、言えます

 


にがみ塾では、
———————–
♠語彙
♣文法
♡論理性(長文の流れの追い方)
♢背景知識
———————–
の学習を、
まんべんなく行います。

 

さらに、
その知識を
———————–

・Reading(読む)
・Writing(書く)
・Listening(聞く)
・Speaking(話す)
———————–
の、4技能それぞれで、
トレーニングしていきます。

 


どんなトピックが出題されるの?

以下、大学受験の英語長文問題で
扱われる主なトピックです。
無理なく、得意分野を増やしていきましょう。

*************
1. AI(人工知能) – 技術の進化とその影響
2. 感染症 – COVID-19などのパンデミック
3. 貧困 – 経済的不平等とその影響
4. 言語 – 言語習得と多言語主義
5. ジェンダー – 性別平等と社会的役割
6. 移民 – 移民問題とその社会的影響
7. 気候変動 – 環境問題と持続可能性
8. 科学技術 – 最新の科学技術とその応用
9. 宇宙開発 – 宇宙探査とその未来
10. 健康と医療 – 健康管理と医療技術
11. 教育 – 教育システムと教育改革
12. 心理学 – 心理的健康と行動科学
13. 文化交流 – 異文化理解と国際交流
14. 歴史 – 歴史的事件とその影響
15. 経済 – グローバル経済と市場動向
16. 政治 – 政治制度と国際関係
17. 環境保護 – 環境保護活動と政策
18. テクノロジー – インターネットとデジタル化
19. 社会問題 – 社会的課題と解決策
20. 倫理 – 倫理的問題と道徳
21. 芸術 – 芸術と文化の役割
22. スポーツ – スポーツと社会
23. 食文化 – 食の安全と食文化
24. 旅行と観光 – 観光業とその影響
25. ファッション – ファッションと社会
26. 音楽 – 音楽とその影響
27. 文学 – 文学作品とその解釈
28. 映画 – 映画とその社会的影響
29. 哲学 – 哲学的思考とその応用
30. コミュニケーション – コミュニケーション技術とその進化
*************